委員長 高村 侑沙
見えない力で動かす心
鹿沼 JC は、地域社会の発展と明るく豊かな未来の実現を目指して、先輩方が築き上げてきた信頼と実績のもと、長年にわたって活動を続けてきました。この伝統と功績を受け継ぎ、さらなる発展を追求することは、私たち現メンバーに課された大切な使命です。総務委員会として組織の一員である私たちは、全メンバーが目指す目標に向かって思い切り活動できるよう、その環境を整える役割を担っています。
活動を行うにあたっては、まず定款や諸規程を守り、事業の計画段階から事前準備、資料提出、スケジュール管理に至るまで、各プロセスをしっかりと実行していくことを徹底してまいります。さらに、総会や理事会では、限られた時間の中で有意義な議論が行えるよう、ウェブツールを積極的に活用し、会議環境を最適に整えるよう努めます。
さらに、鹿沼 JC の魅力を広く伝えるために広報活動にも注力し、SNS などのデジタルツールを通じて、組織の活動や成果を多くの人々に届けます。こうした取り組みによって、各メンバー一人ひとりが自分の活動に対して誇りと責任を持ち、自身が鹿沼 JC の一員であることへの当事者意識をさらに高めることを目指します。
また、鹿沼 JC は世界に広がる組織であり、出向の機会を通じて大会への参加をすることで多くの成長の場が提供されていますが、積極的に行動しなければその機会を活かすことはできません。さらに今年度は鹿沼 JC から 5 年ぶりに栃木ブロック協議会の会長を輩出することもあるので、出向者の経験や知見が鹿沼 JC に還元されるよう支援体制を整え、共に組織を盛り上げていきます。
このように、鹿沼 JC の活動を支え、メンバー一人ひとりが最大限に輝ける環境が整うことで、組織への興味や愛着が強まり、より一層活発な活動が展開されることを確信しています。私たち総務委員会はこうした目標を胸に抱き、 1年間邁進してまいります。
Heartful Kanuma ~愛情で鹿沼を満たす~
鹿沼の魅力とは何か。鹿沼市にはたくさんの魅力がありますが、私が思う鹿沼の一番の魅力は、「鹿沼の人の温かさ」だと自信を持って言えます。
私は台湾出身の外国籍住民。鹿沼で生まれ育ったわけではありませんが、鹿沼に来て、鹿沼に根付いている人たちとの触れ合いや関わりを通して「鹿沼の人の温かさ」を感じることができました。「鹿沼の人の温かさ」を感じることができたことによって、今では自らも積極的に鹿沼のことに関わるようになりました。
鹿沼には私と同じような外国籍住民がいます。また鹿沼にもインバウンド客を見かけることも増えました。ただし、「鹿沼の人の温かさ」とまだ出会えていないのか、鹿沼に対しても愛着があまりないように感じます。一方、日本人住民も外国籍住民やインバウンド客をよく見かけるが、「自分とは関係ない」「不安を感じる」という感情も実在しています。また鹿沼市のすでに外国籍従業員を雇用している企業でも外国籍従業員の仕事や生活面での満足度や定着率に不安を感じているというのも耳にします。これは外国人従業員と企業間の言葉や文化の違いによるコミュニケーション不足からなるものだと感じています。
このような課題を解決するために、この二つの目的を持って運動を展開します。まず一つ目に、日本人住民と外国籍住民、そしてインバウンド客とのコミュニケーションを深めるイベントを企画することで、「鹿沼の人の温かさ」という魅力を感じてもらい、鹿沼に対して愛着を持ってもらうきっかけを作ります。そして日本人住民も外国籍住民やインバウンド客を他人事と思わず、自分事として受け入れるようなきっかけを作ります。二つ目に、企業と外国籍従業員間で起きる言葉や文化の違いによるコミュニケーション不足を解消し、企業の外国籍従業員の生活面での満足度を向上し、仕事に対する意欲を上げるきっかけを作り、企業の外国籍従業員の定着率を上げることに貢献します。「鹿沼の人の温かさ」を感じてもらい、愛情あふれる魅力ある鹿沼を作ります。
委員長 林 佳慶
委員長 髙田 玲
We're all better when we're together.
〜一緒にいれば、より良い自分になれる〜
鹿沼JCは創立以来、共に助け合い、共に刺激し合いお互いの意識を高め合うことで、明るい豊かな社会の実現に向けてJC活動を続け地域の皆さまから信用を築き上げてきました。メンバーがJC活動に邁進するには、家族、諸先輩、関係各位の理解と支えが必要です。
日々の活動を支えて頂いている方々に対し、担当例会を通じて交流、親睦を図り、今後のJC活動の理解を得るとともに心から敬意、感謝の気持ちを伝えます。
当委員会では、メンバー同士の繋がりを強固にするための交流の場を設けていきます。同じ委員会や同じ出向先、また同じ目標に向かい活動を共にすることで強い絆が生まれます。委員会や鹿沼JCの枠組みを超えた会員同士の友情を深める機会を作り出すことが重要です。切磋琢磨し問題解決に取り組みながら同じ体験を共有することで一生の財産と呼べる仲間を作る場を提供していきます。
1月例会では、スタートダッシュが肝心です。JC活動を支えていただいている皆様へ、新体制の発信とメンバーが一丸となって行動し、団結している姿を見ていただきます。また、参加したメンバーが「この団体で活動していきたい」と思ってもらえるような最高の1日を提供します。
㋈例会では、タイムカプセルを開ける例会としメンバー、鹿沼市民、鹿沼市政、新入会員を巻き込んで一つの事業を成し遂げることで、よりメンバーのことが知れるきっかけになる機会を設け一体感が生まれる例会にしていきます。
12月例会では、一年の締めくくりとして卒業されるメンバーに「鹿沼JCで様々な活動をして来て良かった」と思って頂ける例会を盛大に行います。そして一年間支えて頂いた皆様に向け敬意、感謝の気持ちを伝えます。
最後に会員拡大にも力を入れメンバー及び参加率の少ないメンバー、オブザーバーが事業へ参加しやすい交流の機会を提供します。鹿沼JCの例会出席率は県内ワーストという不名誉な事実がありますが、この事実を覆すことができる様な一年間にする為に全力で邁進して参ります。
未来に繋がる拡大活動
私たち鹿沼JCは2025年度が38名でのスタートです。人が集まれば確実な力になります。より良い事業を行うために、1人でも多くのメンバーが必要です。また、2025年度卒業予定者が多く、一層の会員拡大が急務となっているため10名の新規会員入会を目指します。
拡大研修委員会は今後の鹿沼JCの活動を盛り上げていくために仲間を増やす大きな役割を担っています。2024度から理事会前に行っている拡大会議を実施し、多くの候補者をリストアップしていきます。今年度は、異業種交流会を2月と8月に予定しており、2月は多くのオブザーバーを集め、拡大リスト増加に効果的な設えにします。8月にはテーマを絞りより効率的な交流の場を作り会員拡大に繋げていきます。また、5月の例会では講習会を実施し、多くのオブザーバーやメンバーに参加して頂き参加者同士の交流を深められるようにして、オブザーバーにとって鹿沼JCに入会しやすいものになって頂くようにと考えております。11月の例会では家族交流事業を通じ、会員のご家族にも活動をご理解いただくことを目的に設営して参りたいと考えております。オブザーバーがどの分野の催しに興味があるのか、ビジネス・地域貢献・家族交流・会員交流などの様々な機会を提供し、共感して頂けるように設営していきます。
2025年度に多くの新入会員を迎え、翌年には鹿沼JCの60周年を盛大に祝い、未来に繋がる活動にしていきたいと私は考えています。
委員長 関根 隆通
委員長 阿部 真也
温故知新
田谷理事長が掲げる「未来を想い、私たちが率先して行動を起こす」という基本理念のもと、当委員会は60周年記念式典に向け、シニアクラブの多くの先輩方との関係をさらに深めてまいります。
現在、鹿沼JCではかつて実現していた「参加100%例会」が開催できておらず、例会の参加率も県内の他LOMと比較して非常に低い状況にあります。地域を盛り上げる団体としての役割を果たすためには、先輩方が築き上げてきた58年の歴史を次世代へ確実に繋げることが不可欠です。そのためには、現役メンバーが先輩方の想いを受け継ぎ、シニアクラブとの相互協力を強化する必要があります。
私は、父が約30年前に鹿沼JCに入会しており、家族例会のクリスマスパーティや釣り堀での交流事業が幼い頃の楽しい思い出として残っています。私自身も2年前に鹿沼JCに入会し、自分も成長することが出来ました。しかし、シニアクラブに所属する父の友人の中には、後継者がいながらも現役の鹿沼JCに入会していない方が何人かいらっしゃいました。現役メンバーが地域の活性化に積極的に貢献することで、その活動がシニアクラブの先輩方にとって誇らしいものとなり、後継者に鹿沼JCへの入会を勧めるきっかけになると考えています。また、後継者の方々も自然と入会したいと思うようになるでしょう。
当委員会では、シニアクラブとの交流例会において、スローガン「温故知新」を大切にし、長い歴史や文化を受け継ぎながら、鹿沼JCの未来を共に考えていきます。そのためにも、これまで積極的に参加してくださっているシニアクラブの方々はもちろん、今まで参加されていなかった方々にも積極的に声をかけ、参加を呼びかけてまいります。
また、現役メンバーにおいても、これまであまり例会に参加できていなかった方々が、どのようにすれば参加しやすくなるかを考え、参加を促進します。当委員会は子育て中のメンバーが多いため、家族も一緒に楽しめる公開委員会を目論み、より多くの現役メンバーやシニアクラブの方々を巻き込んでいきたいと考えています。
鹿沼JCは、地域社会に欠かせない存在として、明るい豊かな社会の実現に向けたまちづくり運動を展開しています。団塊の世代が引退し始めている今こそ、現役メンバーが新しい組織運営を模索しながら、シニアクラブとの交流を通じて経験や教訓を学び、確固たるビジョンを築くときです。先輩方のアドバイスやネットワークを最大限に活用し、全会員が一丸となって活動を推進することで、鹿沼JCのさらなる発展を目指します。この取り組みがメンバーの拡大にもつながることを願っています。